コミュニティづくり

これからの住宅地と
住環境づくり

アキュラホームでは、豊かな暮らしは豊かな住環境でこそ実現すると考え、まちづくりにも力を注いでいます。少子化が進む日本では、地域コミュニティの維持が課題のひとつです。コミュニティ形成と美しい景観と優れた住環境を維持することができる住宅地開発を促進するため、戸建住宅地における中間領域(コモン)の整備や管理組合設立、コミュニティ醸成支援方法などについて、研究しています。

なぜ、今「コミュニティ」なのか

▲アキュラホームにおける住宅地計画  『ヒルサイドテラス若葉台』
コミュニティの醸成が、美しい景観や優れた住環境維持を促進すると考え、コミュニティ活動が自然と生み出されるような仕掛けを組み込んだ、住みつづけたくなるようなまちの実現を目指しました。
各街区には複数邸に一か所コモンスペース(写真左)、各住宅にはマルチパーパスルーム(写真右上)といった中間領域や、まちの中心にセンターハウス(写真右下)を設けることで住民同士が土地や家事育児の悩みをシェアできるつくりとなっている。

これからの住宅地を
考える会

良好なコミュニティ形成と美しい景観と優れた住環境を維持することができる住宅地開発を促進するため、戸建住宅地における中間領域(コモン)の整備や管理組合設立、コミュニティ醸成支援方法などについて、基礎研究・事例研究とともに実際の住宅地開発における実証研究を行う目的のもと、集まった有志の会です。

有志の会メンバー紹介

高田光雄

京都大学

名誉教授
京都美術工芸大学工芸学部長

髙田たかだ 光雄みつお

■専門分野
住宅計画・まちづくり。地域の歴史や文化を活かした住まい・まちづくりの実践的研究、少子高齢社会に対応したまちづくり、スケルトン・インフィル方式の住宅ストック再生への適用、地域居住文化に適合した環境配慮住宅設計などに取り組む。

■日本建築学会賞、都市住宅学会賞、日本建築士会連合賞などを受賞。

■主な計画作品
「泉北桃山台B団地」(大阪府)、「実験集合住宅NEXT21」(大阪府)、「ふれっくすコート吉田」 (大阪府)、「平成の京町家 東山八坂通」 (京都府)、「堀川団地まちづくり再生ビジョン」 (京都府)など。

■主な編著書
「少子高齢時代の都市住宅学」(ミネルヴァ書房)、「NEXT21-その設計スピリッツと居住実験10年の歩み-」(エクスナレッジ)、「木の住まい」 (日本ぐらし館) 、「Rural and Urban Sustainability Governance」(United Nations University Press)など

■公益社団法人都市住宅学会会長/大阪府・京都府・京都市住宅(まちづくり)審議会会長/京都府・京都市建築審査会会長などを兼任。

大久保恭子

アルセッド建築研究所

代表取締役 所長

三井所みいしょ 清典きよのり

■主な活動内容
建築及び地域に関する調査・研究開発及び設計、地域住宅やまちづくり活動、伝統構法を活かした大型木造建築の開発設計、震災復興支援活動など。

■所属団体
社団法人日本建築学会/社団法人東京建築士会及び港支部「港会」/社団法人日本都市計画学会/社団法人日本建築家協会及びJIA渋谷地域会/NPO法人木の建築フォラム/NPO法人まちづくり港会など。

■主な著書(共編著)
「地域に根ざした家づくり・町並みづくり―居住環境像の手法を探る―」(住総研 研究年報No.26 1999)、「すまい考 和風を体験して」(住宅建築 1983.1)、「建築の普遍性と普通性を求めて」(新建築 1985.7)など。

■日本建築士会連合会会長

園田眞理子

市浦ハウジング&
プランニング

代表取締役社長

川崎かわさき 直宏なおひろ

■ 略歴
(株)市浦都市開発建築コンサルタンツ(現(株)市浦ハウジング&プランニング)入社後、建築計画室長を経て、専務取締役 東京事務所長となる。その後代表取締役社長となり、現在に至る。

■住宅政策や自治体の住宅計画の策定や世田谷環境共生住宅の計画、種々の高齢者住宅計画調査、ストック活用計画調査、エリアマネジメント等の住宅居住地計画に関する調査研究に携わる。

■工学博士(京都大学) /日本大学非常勤講師など。

野間光輪子

アーバンセクション

代表取締役

二瓶にへい 正史まさぶみ

■大学在学中においては都市形成史を専攻し、とくに東京の戸建て住宅地がどのように形成されてきたかを歴史的に研究する。その後、宮脇檀建築研究室に勤務。住宅地の計画・設計業務、戸建て分譲地の設計コーディネートなどに一貫して携わる。

■平成11年度グッドデザイン賞アーバンデザイン賞、平成16年度すまい・まちづくり設計競技などを受賞。

■主な著書(共編著):「東京の町を読む」(相模書房)、「街並みを創る」(丸善)など。

檜谷美恵子

横浜市立大学

国際教養学部 教授

齊藤さいとう 広子ひろこ

■大学院修了後、英国ケンブリッジ大学研究員、明海大学不動産学部教授を経て、横浜市立大学 国際教養学部 教授に着任。学術博士。

■日本マンション学会研究奨励賞、都市住宅学会論文賞、日本不動産学会業績賞、建築学会賞などを受賞。

■主な著書(共編著):「新・マンション管理の実務と法律:高齢化,老朽化,耐震改修,建替えなんて怖くない!」(日本加除出版)、「マンション管理方式の多様化への展望」(大成出版社)、「生活者のための不動産学入門」(放送大学教育振興会)、「住環境マネジメント―住宅地の価値をつくる」(学芸出版社)、「住まい・建築のための不動産学入門」(市ヶ谷出版社)など。

シンポジウム報告

「暮らしを変える『コミュニティ』の条件」開催報告

これからの住宅地を考える会主催シンポジウム

開催日

場所 すまい・るホール

暮らしを変える『コミュニティ』の条件
  • 「連続する空間と時間をデザインする」アルセッド建築研究所 代表取締役 所長 三井所清典氏
  • 「トータルにまち空間を設計する」アーバンセクション代表取締役 二瓶正史委
  • 「維持される環境と保全される資産価値」横浜市立大学 国際総合科学部 教授 齊藤広子氏
  • 「変わる暮らしの中で重要性を増すコミュニティの仕掛け
    京都大学 名誉教授・京都美術工芸大学 教授 髙田光雄氏
  • パネルディスカッション「暮らしを変えるコミュニティの条件」
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